2013年の活動記録

ビッグレスキューかながわ

  • 活動期間 2013年9月21日
  • 活動者  山岳奉仕団 9名
  • 活動場所 湘南海浜公園(平塚)
  • 活動概要

 9/1、関東大震災の発災日に9都県市防災訓練が行われます。
 本年は、平塚の湘南海浜公園が神奈川県会場となりました。赤十字神奈川県支部から日赤秦野病院医療班、みなと赤十字病院医療班、が参加いたしました。
 警察、消防、陸海空自衛隊、横須賀駐留米海軍や平塚の地域赤十字奉仕団が参加し、実践的な訓練が行われました。

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 当奉仕団は秦野日赤病院の医療班に帯同するチームと、現場救護所で合流するチームの2班に分かれ活動を開始しました。本年は傷病者役で高校生が50人以上参加し、倒壊した家屋や横転したバスに閉じ込められ、消防、警察に救出される役を演じました。医療チームのDMAT(現場救護所)には、日赤病院以外に、関東労災病院、東大医学部、海上自衛隊医療班、在日米海軍医療チームが集結し協力して対応に当たりました。

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 消防や警察、自衛隊が搬送する傷病者をトリアージコーナーで確認し、傷病の度合いで各々の医療テントに搬送する役目が当奉仕団の役割です。50人を越す傷病者が医療テントに搬送され、トリアージに順番待ちが出るほどたくさん搬送されてきました。山奉団員は医師の指示のもと重症、中等症、軽傷のテントに傷病者を担架搬送しました。

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 かなり混乱した救護所では、山奉、消防、自衛隊の各隊員が協力して作業に当たりました。担架搬送の掛け声など、日赤救急法とは違うやり方を間近に見て体験しました。今後災害現場に出動した際、共同で作業に当たるときによい経験となりました。

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