2015年の活動記録

全国総合防災訓練(愛甲石田会場)

  • 活動期間 2015年8月30日(土)
  • 活動者  山岳奉仕団 9名
  • 活動場所 神奈川県総合防災センター(愛甲石田)
  • 活動概要

 毎年9月1日に発災した関東大震災にちなんで、全国で防災訓練が行われる。当奉仕団は愛甲石田にある県の総合防災センターで「ビッグレスキューかながわ」の訓練に参加した。
 この日は陸海空自衛隊、消防署、警察、在日米軍陸海空軍が参加し、倒壊家屋の偵察、消防車による放水消火活動、米軍の大型ヘリコプターによる傷病者搬送など、多彩な活動が紹介された。

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 日赤秦野病院DMATは救急患者受け入れを担当した。秦野病院チームは医療従事者を仕事に集中できるよう、我々赤十字のボランティアを有効に活用する仕組みで、緑エリアで続々運ばれる傷病者に対応した。

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 我々ボランティアは、自衛隊がトリアージエリアに搬送してきた傷病者を、トリアージ担当の海上自衛隊医療チームの指示で赤、黄、緑エリアに担架で搬送すること。また緑エリアに運んだ傷病者の包帯や副子固定、自力歩行困難な軽症者の移動の手伝いなど団員が2人1組で対応した。

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 この日は時折雨の降る天候の中で、終始救護テントの外で患者を受け入れ、混乱している赤や黄色のエリアに搬送を何回も続けたことや、緑エリアの3人の日赤看護師だけでは対応できない軽傷者の手当ができたことは、奉仕団員の日ごろの訓練の成果であったと思う。皆さん、ご苦労さまでした。