2014年の活動記録
平成26年度横浜市総合防災訓練
- 活動期間 2014年8月30日
- 活動者 山岳奉仕団 2名
- 活動場所 横浜市神奈川区山内埠頭
- 活動概要
9月1日は関東大震災にちなんだ防災の日で、前後の土日は全国で防災訓練が行われる。当奉仕団は30日横浜会場、31日秦野病院の訓練に参加する。
横浜会場はパシフィコ横浜近くの海岸寄りにある山内埠頭で行われた。みなと横浜赤十字病院の救護班に2名の団員がが支援員として帯同し、負傷した避難者の聞き取りや手当を行った。この救護エリアは横浜市消防局の救急隊と合同で傷病者を受け付けお互い役割分担をして活動に当たった。
この日は傷病者の受け入れ訓練以外に、倒壊家屋の偵察、有無から横浜市消防局と海上保安庁の消防艇から放水消火活動、ヘリコプタによる地上の傷病者を回収し拠点病院に搬送、事故車両のつり上げ撤去など、多彩な活動が紹介された。
日赤病院はボランティアを救護班に組み入れ、医療従事者を仕事に集中できる体制にしているチームはほかに見当たらず、訓練会場でも赤十字のボランティアを有効に活用する仕組みがよくわかった。
当奉仕団の団員は避難者・傷病者の聞き取りを一人一人行い、トリアージする医師看護師に的確な情報を伝達し、治療エリアの効率化に大きな力を発揮した。