2014年の活動記録

神奈川県山岳連盟創立60周年記念事業

  • 活動期間 2014年8月24日
  • 活動者  山岳奉仕団 4名
  • 活動場所 ヤビツ峠~三ノ塔
  • 活動概要

 多くの登山愛好家から親しまれている「丹沢山塊」は、様々な要因が重なって自然環境の悪化が懸念されています。

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 この素晴らしい資産を後世に継承するためにも、その保全が課題となっていますが、神奈川県山岳連盟では、今年で創立60周年を迎えるにあたり、記念事業として「Gooであなたも変わる」とのキャッチフレーズで、丹沢表尾根の再生と体力づくりを提案し、事業展開の推進を打ち出しました。

 水沢林道と登山道の分岐にストックされた石を、一般登山者に協力を呼び掛け、体力に応じて三ノ塔まで荷揚げするというものです。運び上げた石は、三ノ塔や烏尾山で進んでいる山頂の裸地化の保全・再生に使用されます。

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 当奉仕団としても、救護の面から参加協力することにし、この日は4名の団員が集まって、活動を行いました。朝から抜けるような青空の下、気温もどんどん上がり熱中症も心配されましたが、参加者は120名、運び上げた石は660キログラムとなり、事故もなく無事に終了しました。

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 この計画は今回だけではなく、石のストックは今後も継続され、三ノ塔を通過する登山者への協力を呼び掛けるそうです。