2014年の活動記録

第29回かながわ県民登山(ハイク)

  • 活動期間 2014年11月2日(日)
  • 活動者  山岳奉仕団 7名
  • 活動場所 東丹沢 三ノ塔尾根、山岳スポーツセンター周辺
  • 活動概要

 神奈川県山岳連盟が例年主催する、一般公募によって参加者を集う県民登山(ハイク)に、今年も救護チームとして参加した。コース設定は例年のごとく2コースに分かれ、三ノ塔登山コース6班とお花コース3班の構成である。参加団員は本部1名、三ノ塔コース4名、お花見コース2名でのサポートである。

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 スタッフおよび一般参加者は早朝、山岳スポーツセンターに集合。天候は、山の尾根筋にはガスがかかるものの、薄日の射す登山日和となった。予報では、下界の昼の気温が25℃まで上がるということで、暑い山登りとなることが想定された。前日に降雨が続いていたため、三ノ塔コースは登山道のコンディションが悪く、当初計画の二ノ塔尾根コース経由から三ノ塔尾根コースのピストンへと変更された。

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 各班は小学生から年配者までが混在しており、ほぼ一塊りの大縦列となって登山を開始する。注意すべきは、暖かい気候と前日の降雨ゆえに湿った草むらに息を吹き返すであろう蛭(ヒル)である。実際、道中に数匹の蛭が目撃され、登山靴に取り付かれた者もいた。参加した子供たちにとってはもの珍しさもあって、ベテランスタッフによってちょっとした蛭観測会が開かれた。

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 樹林帯の緩急の登りを繰り返し、ようやく山頂への到着である。天気予報の割には西風が肌寒く、西側の塔ノ岳方面はどんよりとした雲がかかっており、雨降りの兆しが感じられる。昼食を早々に済ませ、パーティごとに往路の下山を始める。

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 一方、お花コースは山岳スポーツセンターから戸川林道を通って、竜神の泉を経て牛首から萩山林道に入り、山岳スポーツセンターに戻る設定であった。秦野ネイチャーウォッチングクラブのスタッフによって、秋の花々を観賞しながらのハイキングであった。

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 参加者には、事故もなく無事にスポーツセンターに到着後、恒例の豚汁にて身体を温めた。