2015年の活動記録

40周年記念 韓国訪問

  • 活動期間 2016年9月20日~23日
  • 活動者  山岳奉仕団、日赤支部 計5名
  • 活動場所 大韓赤十字社
  • 活動概要

 山岳奉仕団40周年の記念行事で韓国を訪問いたしました。

1.大韓赤十字社 表敬訪問
2.韓国山岳会会員と山行
3.韓国大統領府 「青瓦台」訪問
4.38度線 「非武装地帯」視察

1.大韓赤十字社 表敬訪問
 明洞(ミョンドン)駅のそばにある大韓赤十字社の正門に着き、セキュリティの方に訪問の意を伝えました。10時のアポイントですが、ホテルから地下鉄で1駅という近さで早めの到着でした。健康安全チームの方が対応してくれました。

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 大韓赤十字社の活動、特に南北間の離散家族への対応など韓国で重要な活動の紹介や救急法普及活動などが紹介されました。説明が終了し、安全チームの部長が見え久しぶりの再会を果たしました。前回10年前に私たちが訪韓した際も対応してくれました。

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 韓国赤十字社の隣にはコーヒーショップがあり、ここの飲み物代はすべて寄付されるとのこと、運営はボランティアが行っています。

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2.韓国山岳会会員と山行や懇談
 今回の訪韓で一番初めに驚かされたのは、金浦空港に到着しロビーに出るなり10人以上の韓国山岳会メンバーが出迎えに来てくれたことだった。団員の昔からの山岳会の人間関係でかなり懇意であることは10年前の訪問で十分理解していたが、初日の到着便などは一切お伝えしていなかったというのにである。

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 先方はこのまま議政府(ウイジョンブ)に一緒に行こうとのお誘いだが、ひとまずホテルに荷物を置いて夕方、議政府の駅で待ち合わせということにしてもらった。この日の夕方
と翌日の山行の後、韓流歓迎会を一行5人は満喫しました。

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 山は、導峰山(ドボンサン)といって岩の急峻な山、3ピークあるうち比較的上りやすいものが1峰。他の2峰は山岳会の許可制、つまりグレードが高く一般の登山者は登れない、とのこと。登れる1峰も、チムニーあり、ほぼ垂直のスラブあり、岩のリッジで下まで2-300mの高度差、など登りがい歩きがいのあるコースでした。

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3.韓国大統領府 「青瓦台」訪問
 韓国大統領府「青瓦台」を訪問しました。ここは韓国で人気の場所で訪問はすべて予約制、インターネットのみ受け付けで、希望の日時の空きを確認し訪問する全員のパスポート番号を入力し予約番号を取り当日受付でパスポートと交換で入館証が渡されます。

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 セキュリティは大変厳しく、胴の長い望遠レンズ(約15㎝)以上は持ち込めません。中は広い庭園や執務室などとても手入れが行き届いた場所です。
 見学は1チーム20人の団体行動で説明の女性以外に警備のスタッフが前後に数人付き、日本語や英語の説明を聞けるラジオのような機械にイヤホンをつけて説明を聞く場所で受信できるようです。いま世界で日本に次ぐような勢いで電気電子分野の技術を伸ばしている韓国ならではの機器でした。

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 青瓦台の前に記念館があり、朴大統領と記念写真を撮り、お互いに世界平和や人道について有意義な意見交換を行いました。

4.非武装地帯
 韓国は現在も北朝鮮と「戦争状態」でその最前線が38度線。両国を隔てている「非武装地帯(DMZ)」です。

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 一部の地域は観光化され、現在は韓国の一般市民も立ち入ることができるようになりました。今回は第3トンネルという北から韓国に侵入するために掘られたところや、ドラサン駅=北とつながっている線路の韓国側の駅、望郷の橋など23日の出発までの午前中を有効に使いました。

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