東日本大震災の活動記録

こころのケア第27班

  • 活動場所 岩手県釜石市
  • 活動日 平成23年6月27日(月)~7月1日(金)
  • 活動概要

 釜石市では仮設住宅の建設が進み、徐々に被災された方々が仮設住宅に移られていました。仮設住宅に住まわれる方の中には、ご高齢であったり、一人住まいであったり、その他いろいろな不安やご心配事を抱え、こころのケアによるサポートが必要と、その重要性が早くから言われてきました。

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 6月中旬頃までは主に避難所を巡回していましたが、徐々に仮設住宅への巡回が加わってきていました。

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 移動日の6月26日(日)の夕刻に鈴子広場の救護本部に入り、第26班のスタッフから引き継ぎを受け、27日から早速活動に入りました。この時期は、新設の仮設住宅への訪問が加わったり、巡回する避難所の変更が有ったり、時期的には様々な変化に対する対応も必要となりました。

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 こころのケア班は、各地の赤十字病院から派遣された数名の看護師に事務担当とボランティアがドライバーとして加わり、1チームとなって活動を行っています。避難所を巡回する場合は1カ所で活動が行われますが、仮設住宅への巡回では、1軒1軒を回るきめの細かい活動を行っていました。

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 鈴子広場の周囲は、以前に比較して自家用車の往来が増え、生活が元の姿を取り戻そうとしているような印象を受けました。街の中では、がれきの撤去が懸命に進められている様子がうかがわれ、かなり整理が進展しているように感じました。まだまだ道のりは遠いと思いますが、一日もはやい復興を願っています。

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