2016年の活動記録
みなと赤十字病院総合防災訓練に参加しました
- 活動期間 2016年12月10日
- 活動者 山岳奉仕団 5名
- 活動場所 みなと赤十字病院
- 活動概要
横浜市立みなと赤十字病院にて大規模地震を想定した災害訓練が行われました。当奉仕団は一般病棟で地震による火災発生時の入院患者の避難誘導訓練の患者役、外来患者のトリアージ訓練の患者役として参加しました。
今回の訓練の特徴としては訓練の最中に状況を一時中断し、10分間でエリア内のスタッフ同士でディスカッションを行い、現在の状況の把握とこれからの方針を立て直す時間が設けられました。この試みは今回が初めてであり、この時間を設けたことにより状況再開後は患者の受け入れがスムーズになった、各スタッフの役割を再確認できたというような声が上がっており、訓練の質を高める工夫がされていました。
患者役を通して、各医療スタッフは混乱する状況の中、迅速で正確な情報収集や来院患者に対して適切なトリアージと処置に努め、丁寧な説明と声かけが実施されており年々、スキルが向上しているのが目に見えて分かりました。今回、浮き彫りになった課題は次回の訓練に活かし、いつ災害が起こっても対応できるようにしておくことが大切だと実感しました。