2015年の活動記録

みなと赤十字病院10周年記念

  • 活動期間 2015年4月24日(金)
  • 活動者  山岳奉仕団 1名
  • 活動場所 ホテルニューグランド
  • 活動概要

 横浜市立みなと赤十字病院の10周年を記念する講演会と立食パーティーが、ホテルニューグランドで行われた。当病院が設立され10年が過ぎたということも感慨がひとしおである。病院前の日赤神奈川県支部災害救護用倉庫も同時期に作られ、なかの荷物整理や訓練を行った。また、現在の神奈川県支部が建てかえられる際は、みなと赤十字病院に支部事業部や会計部門が移転し、たびたび病院にある救護課や当時の奉仕課を訪問した。D-ERUの訓練などが頻繁に病院の広場を使って行われた。

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 さて、みなと赤十字病院の10周年記念では、設置者である高橋横浜市長、日赤神奈川県支部長の黒岩神奈川県知事、全国で始めて公立病院の指定管理者となった日本赤十字社の大塚副社長が挨拶に立ち、この10年間の病院の歩みと努力について熱く語っている。

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 とくに、2011年3月11日の東日本大震災では、発災後3時間で当院のD-MATチームが東北に向かったことが紹介された。みなと赤十字病院の災害に際したすばやい対応と、その後の継続した医療支援活動では、山岳赤十字奉仕団はじめ救護・無線救急の救護関係3奉仕団が必ず帯同し、医療チームの支援を行ったことは当病院の活動の一助になれたと思う。

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 パーティーの後半は、伊藤救急部長の救命救急センターの活動など各医療センターの活動が報告された。特筆すべきは、年間1万3千台の救急を受け入れた全国一番の病院である地域の中核病院として、専門家である地元医師会や住民から大きな信頼を、設立して短い期間で得ていることである。当奉仕団はこれからも病院の支援を継続したい。

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