東日本大震災の活動記録

岩手県山田町救護所活動支援

みなと赤十字病院救護班の支援要員として、当団しては初めてとなる女性団員による活動が行われました。女性団員による救護班の支援活動の例は、ほかにもあまり例がないようです。活動期間は、4月8日(金)から13日(水)までの6日間で、活動拠点は岩手県山田町の山田高校救護所でした。

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救護班のスタッフとともに2台の車両に分乗し、横浜を出てから盛岡を経由して山田町を目指しました。現地に到着後、これまで活動をしていた他県の救護班との引継ぎを済ませ、直ちに診療活動が行われました。

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支援要員としての作業は、居住場所の科学実験室を掃除し生活のための準備をしました。診療活動が始まっている合間には、廊下で診察の順番待ちをしている場所が寒いので、風よけの衝立を作る作業を行ったり、やかんの水足し、濡らしタオルの交換、ゴミの始末、灯油の追加などの作業を行いました。

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救護班のみなさんは、夕食後も23時まで夜間診療を行っていました。診療の合間には、往診の活動もありました。チームは22時からミーティング、深夜1時30分まで業務をしていました。

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最終日は、次の救護班との引継ぎを済ませ、荷物の積み込みを行い、山田町を後にしました。予定の時間にみなと赤十字病院に戻ることができ、一人ひとりの力が結集し、精一杯の任務が行えたと振り返っていました。

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