2015年の活動記録

日赤支部と親睦ハイキング

  • 活動期間 2015年3月22日(日)
  • 参加者  山岳奉仕団、日赤支部 計8名
  • 活動場所 神奈川県 三浦富士~武山
  • 活動概要

 晴天に恵まれハイキング日和となった22日、京急長沢駅に山奉団員と神奈川県支部の職員3名が集合した。この日は長沢駅近辺でマラソンがあるようで、学生から壮年までランナーが駅に集まり、我々のようなハイキングとランナーでごったがえしていた。

 駅前の公園から住宅街を抜けて上り坂のバス通りを足慣らしがてら進む。坂の途中で中高年のハイカー集団を追い抜き、道標どおり山道に入る。急な山道を進むと開けた場所に慰霊碑が建っている。横須賀が望める位置にありスタートの駅が小さく見えた。さらに急登を進み三浦富士の山頂に着く。

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 頂上付近には太平洋戦争当時の高射砲台跡があり、コンクリートで丸く大砲が廻せるような基礎が作られていた。休憩を取りながら砲台跡をひとまわりする。
 武山頂上に向かい、山道を進む。久しぶりの晴天で木の芽も伸び、気持ちの良い山行である。途中木の葉に遮られながら東京湾や相模湾が見渡せ、三浦の山歩きを満喫する。三浦半島は低山が連続する山域だが、頂上や稜線から必ず海が見え神奈川県の山道らしい場所である。

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 武山山頂に着き、レストハウスの脇で昼食の準備を始める。食当から、ラーメンや野菜、焼き豚などいろいろな材料が出され、湯を沸かす、野菜を出す、など手際よく調理を始める。
 この日のラーメンは九州福岡の「マルタイラーメン」で、ICI石井スポーツで山用のラーメンとして置いてあったものを調達した。湯が沸くまで分担して野菜や肉をフライパンで焼く、ラーメンを袋から出し、スープと麺を分けるなど分担して作業を進める。沸騰し麺をいれ数分で麺が出来上がる。山用と銘打っているのは、燃料を無駄にしないよう短い時間で出来るという利点があるらしい。

 ここで一寸した事件があり、フライパンで下ごしらえをしている最中、野菜と肉が下に落ちるハプニングがあるが構わず調理を敢行しラーメンを完成させた。草や土の匂いがしても、山で食べるラーメンは格別である。

 武山から津久井浜へ下山し、終点の京急津久井浜駅に到着。津久井浜駅の上の神社に一日の安全登山を報告し、反省会の会場がある横須賀中央に向かった。支部の3人は疲れも見せず反省会に同行し、次回の山行に同行を誓った。