2014年の活動記録
第16回北丹沢12時間山岳耐久レース
- 活動期間 2014年7月6日
- 活動者 山岳奉仕団 5名
- 活動場所 北丹沢周辺
- 活動概要
今年で第16回となる、北丹沢12時間山岳耐久レースの救護を行いました。例年この時期は天候があまり良くないのですが、この日は快晴の朝を迎え、選手にとっては絶好のコンディションとなりそうでした。
全長約44キロメートル、標高差1,000m以上と言われ、途中には三つの峠越えが待っています。有数の過酷なレースに、毎年有望な選手が挑み、若者のチャレンジ魂がぶつかり合います。
救護体制は、万全を期しており、本部にはドクターが控え、山中には数名の医師が共に走っています。そのような中にあっても、山岳赤十字奉仕団への信頼と期待には大きいものがあり、今年も限られた団員でしたが、役目を果たす結果となりました。
最も多い障害は、熱中症でした。本部にたどり着いてから、体調の不調を訴える選手が数名見られました。昨年発生したような救急搬送を伴う障害は、今年の選手には有りませんでした。
大会関係者から受ける印象では、赤十字マークを付けた者がいること自体に、一つの安心を感じて頂いているようです。これからも、団員の熱意がある限り、この救護活動は続いてゆくことが期待されることでしょう。