2016年の活動記録
第18回北丹沢12時間山岳耐久レース救護
- 活動期間 2016年7月3日
- 活動者 山岳奉仕団 5名
- 活動場所 神奈川県 相模原市緑区青根周辺
- 活動概要
相模原市緑区青根周辺にて「第18回北丹沢12時間山岳耐久レース」が開催されました。
標高差1,143m、全行程44,24km、12時間制限の山岳レースで1213名が出走、970名が完走しました。
昨年は雨天によりコース短縮が行われましたが、今年は晴天に恵まれ通常のコースとなりました。気温が高くなる事が予想され、スタート前には熱中症に対する注意喚起が繰り返し放送されました。
山岳奉仕団は本部、神ノ川園地、風巻の頭、姫次、平丸分岐の5か所に1名づつ配置しました。スタート前に各所に移動を始め、6時30分にスタートの花火の音が聞こえました。
日差しは強いですが稜線上は風がありましたが、谷沿いの道は風が無く蒸し暑い状態でした。
トップ選手は独走で11時前にゴールしました。前半は経験豊富な選手が多いためか体調を崩す人は見られませんでした。
中盤になると関門でリタイヤする選手が増えてきます。第一関門で100名、第二関門で100名程がリタイヤしました。林道のコースがかなり蒸し暑く、熱中症になる選手がいた模様です。
第二関門からは急登が続き、姫次までの中間地点である風巻の頭では疲労した選手が休憩していました。下山して平丸の給水所までは公式の給水所が無いため、水が不足する選手が多かったようです。
後半になると体調不良になる選手が出始めますが、メディカルランナー等のサポートによりほとんどの選手が完走しました。
最終に近い選手が体調を崩し倒れ込んでしまいましたが、スタッフが多くいて林道まで近い場所であったためブルーシートによる簡易タンカで搬送し本部で処置をしました。
初参加の選手も多く、天候の変化で体調を崩す選手もいるため、毎年恒例のこのレースでは多くのサポートが必要になります。